顔のない美女図鑑

顔が写っていないのに美女としか思えない写真の数々

後ろ姿

はかなく消えやすく見えにくい美。それが背中の美だとするなら、その魅力を常に意識し、十分に味わっている人種というのは、もうほとんど「年季の入った筋金入りのド助平」というレベルかもしれない。 実際、筆者が、「この魅力は少数の人間にしか理解できま…

世界遺産

多くの写真を眺めていると、これとこれは同じ仲間だという分類が自然にできてくる。この写真は前回の写真とよく似た印象を受けるので、前々からなぜか何度も見比べてしまう一枚であった。いわば「気になる写真」という領域に長い間、二枚ひと組で置かれたま…

背中の美

今回は筆者が「背中の美」に着目するきっかけとなった一枚である。この背中は美しい。しかし、それにしてはこれといった特徴がない。珍しいほど没個性で、写真を撮った人の意図が伝わってこない。 この女性は、自宅でリラックスしているようではないが、かと…

全体像

前回のトックリちゃんの背中の図は、実に良かった。あの写真を最初に見かけたのは、去年の今頃だったであろうか。それ以降、 トックリちゃんの全身像は一体どうなっているのか?と、そればかりが気になり、何も手につかなくなってしまった。燃え上がるような…

背中

後ろ姿の画像をいろいろと鑑賞しているうちに、背中にも幾つかタイプがあるように感じられてきた。そういう訳で当ブログは、前回から実は「背中編」に突入している。さて、今回の写真は上半身がトックリ型というか、ボーリングのピンやコーラの瓶を連想させ…

クイズ

問:顔がないのに顔があるのはな~んだ? 答:この写真 別の記事へジャンプ(ランダム)

庭園

日夜、自宅のパソコンに向かい、眉間に皺をよせて写真の選定に励んでいる筆者である。 「この写真は、本当に”顔のない”状態と言えるのだろうか?」「待てよ、こちらの写真は本当に”美女”と言えるのだろうか?」「よく考えたら”図鑑”でも何でもなくて、単なる…

暖簾

(暖簾をかき分けて)ウーイ、そっちの面子はどうなの~?え?ちゃんと飲んでる?盛り上がってんの?盛り上がってるか~い?大騒ぎ系?へ~、楽しいんだ。いいね~、そっちはカワイ子ちゃんたちばっかりで……。羨ましいよね~。こっちのおじさん軍団なんかも…

美脚引力

プール際の女性の背中にカメラを向ける。そして、シャッターに掛けた指に力を入れようとすると……。カメラ全体に「クイッ!」という大いなる力が働いて、ついつい画面の中心に美脚が位置する写真を撮ってしまう。この写真がその証拠である。筆者はこの不思議…

首輪

天ぷらや豆腐を食べようとする直前に、「はじめは塩だけでご賞味下さい」なんてことを店主から言われたりする。実際その通りにすると美味しいもので、簡素な味付けこそが素材の味を最大限に引き立てるものなのだと納得する。美女も同じで、シンプルに首輪だ…

50回目

このブログも回を重ねて、とうとう50回目の更新となった。「顔のない美女」というテーマで写真を選んでいるのも、短文を書いているのも、おそらく日本国内で自分ただ一人ではないだろうか。そのような孤独な探求に興味を抱いてくれている読者が多少なりとも…

啓示

まず目に入るものは悲嘆の感情が窺われる後ろ姿で、次に鳥、最後に地面に落ちている天使のような形の影という順番になる。何度見直してもそうなってしまう。 次に寓意のようなものがぼんやりと頭に浮かぶ。 どれほど救いのないと思われる状態であっても、一…

復讐

さあ、次の瞬間に何が起きるかというと、「やめろー!」なんて叫びながら、止めに入る奴が出てきますね。それで悪者が、「!?」という表情になって、「騙しやがったな!」逃げてしまう。しかもその逃げ足の速いこと。あーあ。「離してよ!ここまで来るのに…

フムフムという感じで美女二名が説明を受けていますが……。傍目にはどう見ても、料理の材料にされてしまいそうな図であります。 法則1:美人は素直に人の話を聴く姿が似合っている。法則2:美人は罠に引っかかりそうになる。法則3:美人は見る人をハラハラ…

当ブログは日夜、全力で「顔のない美女」を追い求めている。しかし正直な話、少し気を緩めるとちょいエロ路線に傾いてしまいがちである。たまには、お洒落なブログを書く性格よさげ女子が「ほっこり」したり「まったり」したりするような写真も載せてみたい…

「男は背中で人生を語る」などと言いますが、どうなんでしょうね。そんな男がいるのかどうか、調べようという気にすらなりません。さて、この写真の場合はどうでしょう。脱ぎかけたドレスか、はだけた布の間から見える背中。それだけでもう、「私は美女です…

じーっ

モノクロながら圧倒的な美女光線を発しているの図。「ピカーッ!」ではなく「ドバーッ!!」といった質と量の光線であります。威圧的な美しさを発しつつ歩くその後ろ姿は、ほとんど崇高の域にまで達しております。背後から見ているのに、ついつい後光が見え…

左右対称の構図の、中心に位置する後ろ姿。 完成度の高い美しさであります。 色は白。 そして手前の柱や左右の燭台、少女の髪などが粘土のような灰色。 それ以外には少女の肌の色。 この三色のみというシンプルさであります。 建物の壮麗さと、少女の神々し…

ご主人様

前回に続いてこれも「尻隠さず」系と言えましょう。 顔の表情があらわでない分、お尻の表情をじっと見つめてしまいます。 ところで一体この人、今どういう状況なんでしょうか。この写真に限らず、細かい人間関係や状況がハッキリしないところが写真の良い所…

波止場

後ろ姿でシルエットのみという「金曜ロードショー」のオープニングのような図。 波の音と共に、トランペットの音も聴こえてくるかのようである。 「顔のない美女写真」には「シルエット」というのも実はけっこう多い。 とりあえず「ピンボケ」や「後ろ姿」「…

人魚

顔が写真の枠外にあって、同時に後ろ姿でもあるという図。 非現実的でありながら妙な現実感もある。 「たまたま水中をカメラで撮影したところ、こんなものが……」 みたいなドキュメンタリー・タッチの映画の一場面に出てきそうな一枚とも言えよう。 パッと見…