白黒の市松模様の台座があって、その上に座ったモデルの背中から下の部分に市松模様の光を当てているという図。
と解釈していいのかどうか、多分いいんだろうなという、やや自信を持てない一枚である。
意図としては、
「服を着ているのかと思ったけど、よく見たら裸!」
という風に驚いて欲しいのであろうか。
おそらく60年代っぽいサイケな空気の中で、前衛的かつファッショナブルかつ斬新なコンセプトとして、
「よく見たら裸!」
という狙いは「有り」だったのであろう。
モデル嬢はその辺り、きちんと説明されていたのであろうか。
「有り」か「無し」かよりも、
「とにかくライトで背中が焼けそう!何とかして!」
と願っていたのかも知れない。