2015-05-29 便器 その2 お尻 背中 裸体 窓辺 前回とはまた違った、チャーミングな腰掛けぶりの、春の妖精のような姿である。 窓や床の緑が効いている。 この後ろ姿の美女は小さな窓から顔を出して、誰かと会話でも交わしているのであろうか。 「かず子や、お母さまがいま何をなさっているか、あててごらん」 「お花を折っていらっしゃる」 「おしっこよ」 という、「斜陽」の会話を想起してしまうような天真爛漫な姿なのであった。 斜陽 (新潮文庫) 作者: 太宰治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/05 メディア: 文庫 購入: 10人 クリック: 58回 この商品を含むブログ (286件) を見る 別の記事へジャンプ(ランダム)