「背中の美」については夏にやり過ぎて、やり尽くした感すらあったのだが、
・チャックから見える姿の美
・カパ感の美
という流れを踏まえて、またしても「背中の美」を謳いあげたくなってしまう当図鑑なのであった。
まず最初は、背中が透け透けの開き開きのひらひら状態の、何と言っていいのか分からない衣類越しの美しい背中である。
腕の産毛がチャーミングでよい。
次はなだらかさがひときわ目立つ、落ち着いた美しい背中である。
抑えた色調に、しっとりとした秋の静けさが感じられる。
これもなだらか系で、思わず葉っぱを飾りたくなってしまう気持ちも納得できる、臨場感のある一枚である。
暗い。
この暗さの中で輝くように現れる背中の美……。
夏の背中シリーズでは採用できないような、秋ならではの品のある静けさが漂っている一枚である。
この花は、体に直接、ペインティングしたものなのだろうか。
いま一つ確信を持てないが、分類上はその仲間と見ておこう。
最後は、退場しつつもズルッと剥けてしまったかのような美しい背中を見せてくれたモデルさんの後ろ姿である。
実に、背中ファンにとっては名残り惜しさ満点の図といえよう。
では、冬編ができるかどうか微妙だが次の「背中の美」特集の日までさようなら~。