顔のない美女図鑑

顔が写っていないのに美女としか思えない写真の数々

真横

これまでにも「窓辺」カテゴリーには数々の傑作があった。 今回はこれまでの傑作群に勝るとも劣らない一枚である。 船の中にいるらしい様子で、顔の見えない美女がぼんやりと窓の外の雨模様を眺めている。 無造作な髪型、よし。 形が定かではないにもかかわ…

第五期

このブログは時々休み、そして皆が忘れた頃に「あっ、復活してる」と思われたがっているブログである。 あるのかないのか、いるのかいないのか判然としない謎めいたブログである。 しかしそれでも、回を重ねてかれこれ262回目である。 本日より、またコツコ…

休止期間

当図鑑は時々休止期間を置いている。 今回で12月から続けてきた第四期は終了として、四月か五月くらいから第五期を始める予定である。 第四期は少し文章の量を減らしたり、ペースも緩くしたつもりで、そこそこ達成できたかと思う。 内容に関しては、手をつけ…

ボーリング

今回はボーリングである。 この豪快さ! そして、またもや美脚で、かつ美腕という贅沢な一枚である。 ハイヒールでボーリングというのも凄いが、これで下手そうには見えない点も凄い。 何となく綺麗にストライクを取れそうなオーラが出ており、球がぶつかる…

寄りかかる

タイトルが動詞一語のみ、という小説がたまにあって、幸田文の「流れる」と田辺聖子の「言い寄る」の二つしか思いつかないが、いずれも名作である。 流れる (新潮文庫) 作者: 幸田文 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1957/12/27 メディア: 文庫 購入: 9人 …

日傘

今週のお題「ふるさと・夏」 このブログは「顔のない美女」という条件に合った写真を扱うという前提があるので、横顔で目、鼻、口が見えているものは完全にアウトとしている。今回は髪で顔が隠されており、目も口も見えず、かろうじて鼻筋らしきものが見えて…

車窓

時節柄、いかにも「これから帰省します」風に見える写真だが、座席のデザインや服装からしてどうやら日本ではないらしい。 しかし国がどこであれ、隣の隣くらいにこういう同行者がいるというのは旅の嬉しい一幕である。 これが映画なら間違いなく、これから…

「私は、私だけに見える世界をみんなに見せるための機械だ」 — ジガ・ヴェルトフ

スパークル3

以前「スパークル」「スパークル2」というタイトルで書いた際には「輝き」という意味のつもりだったのだが、今回は「泡立つ」という方の意味のつもりである。 これもまた分類しづらい写真だが、あれこれ考えて「水着」「真横」というカテゴリーを加えてみた…

4の字美脚

窓外にヒョイと顔を出して、何かを見つめる美人の図。美脚の片方はまっすぐ、もう片方は曲げているという図である。よくあると言えばよくある構図だが、まっすぐに伸びた脚の美しさと、カクッと曲がった脚の美しさとが重なり合って生じる魅惑の二重奏が、た…

ブワーッと風が来て、バサーッとめくり上げる! ここまでスカートがめくり上がっていると、見ている側まで気持ちがサバサバしてきます! 普段「カテゴリ」がどうのと悩んだり、セーフかアウトか微妙なライン上で悩んだり……ウジウジ……。 しかし! 「たかがブ…