今回は、カラーでお届けする胎児のポーズである。
最初はやや胎児っぽくない、ショータイムの最中のような一枚であるが、遠目には胎児風に見えなくもない。
続いて、胎児というよりは「体育座り」のポーズ。
このように、膝をかかえてロックしたような状態で俯くと完全に胎児っぽくなってくる。
悲哀、
拒絶、
自閉、
絶望、
孤独、
退行、
といった意味が生じる。
その上、このポーズが次第に傾いて……。
倒れてしまうと、絶望度はマックスになる。
こうしてロックした腕が解けてしまうほどの状態となると、もはや意識を失ってしまったかのようである。
泣き寝入りであろうか……。
眠れや……(つげ義春風に)。