思うに、このような愛らしい唇は、顔面上の他のパーツとはクラスや次元がやや異なるのではないだろうか？
例えば、Ｊリーグで活躍した選手が、ドイツやイタリアのリーグで奮闘する。
日本のプロ野球界から、アメリカの大リーグへと羽ばたく。
これは理にかなった自然な流れである。
唇もまた同様に、眉毛だの鼻だのいったメンバーと同一平面上にいる状態からはそろそろ卒業していただき、洋菓子リーグにでも迎え入れてもらってはいかがか。
今後は「プリン」「ババロア」「ムース」「ゼリー」あたりと一緒に活動する。
無論、最初はきついかも知れない。言葉だって通じないかも知れない（多分）。
だが将来のことを考えれば、決して悪い進路とは言えないどころか、むしろ飛躍への大きな一歩である。
ひとつの選択肢として、真剣にご検討いただきたい。
