ピンボケ小学校の教育理念は、ずばり、
心眼で捉えよう!
である。
わが校では、
「見るべきものは手前か、それとも奥か?」
という判断力を、生徒の皆さんにじっくりと身に付けていただくことを目標と定めている。
最初の一枚を見て、
「わあ、キレイな赤い花」
と手前を見ていては駄目である。
「これあげる……、って言ってくれそう!」
そのような余計な想像力を働かせてはいけない。
この場合もやはり、
「わあ、古代のマンモス象だよ!」
と喜んでいる場合ではない。
心眼で捉えよう!
という目標を壁に貼って、常に心の眼でキャッチすべき対象を見極めなければならない。
ピントの合っていない、奥の美女に心のピントを合わせていこう!
たとえこのようにスプレーを噴射されても……。
それでも、心のピントは美女を捉えて離さない!
今回のポイント:心眼で捉えよう!