以前「三つの髑髏」の回で「このブログのポスターを作るとしたら、どのような写真が相応しいか」と考えたことがあった。
今回はその話題の続きで、ポスター用写真の候補を三つ挙げてみる。
これは分類上「仮面」に属するもので、いかにも「顔のない美女図鑑」というタイトルとマッチしている。
次は振り向いているせいで顔が見えないという、思わせぶりな構図。
「モナ・リザ」という天下にその名を轟かす美女が中央に鎮座しているにもかかわらず、我々が「見たい!」と感じるのは絵を向いている方の美女であるという……。
この矛盾が当図鑑の根本的なコンセプトとうまく合致している。
最後はまさしく「図鑑」という形を具現化して見せてくれている一枚。
顔が「ある」ような「ない」ような配置が絶妙である。
実際、筆者のイメージではこのくらいの大きさの図鑑がどこかにあって、それを一日一ページか二ページずつ翻訳して紹介しているような気分で書き進めている。
最近では、更新1000回がゴールではないかなとボンヤリ思っている。そう考えると現時点ではまだ五分の一程度なので、先はまだまだ長い。