顔のない美女図鑑

顔が写っていないのに美女としか思えない写真の数々

光線

これまでの記事を読み直してみたところ「続き写真」の仲間と思える回があった。 それは「背中」の回と、 <a href="http://faceless.hatenadiary.jp/entry/2014/05/29/001449" data-mce-href="http://faceless.hatenadiary.jp/entry/2…

眼差しが強すぎて、見ている側が見られているような心境になる。 気圧されて、ひるんでしまうほどである。 罪をなじるような視線である。 「強い」「強さ」という言葉は、「弱い」「優しさ」と一対になることはあっても「美」とは結びつきにくい。 しかし強…

トレーン

トレーンtrain 服飾用語で,引き裾,裳裾の意。ドレスやスカートの裾を長く延ばしたもの。ヨーロッパでは 14世紀から現れ,最盛期には 3mにも及んだ。この形式は現在,ウェディングドレスや戴冠式のローブなどに残っている。 (ブリタニカ国際大百科事典 小項…

平行世界A´

<a href="http://faceless.hatenadiary.jp/entry/2014/08/21/200000" data-mce-href="http://faceless.hatenadiary.jp/entry/2014/08/21/200000">双子写真のまとめ - 顔のない美女図鑑&a…

平行世界A

<a href="http://faceless.hatenadiary.jp/entry/2014/08/21/200000" data-mce-href="http://faceless.hatenadiary.jp/entry/2014/08/21/200000">双子写真のまとめ - 顔のない美女図鑑&l…

ビリヤード

あまりにも素晴らしすぎて、解説的な文章を付け足す余地に乏しい一枚である。 急に地球の三兆倍くらいの隕石が飛んできて、地球が粉々になったとしても……。 この姿の美しさだけは宇宙空間を漂って、どこか別の知的生命体に拾われそうなほど魅惑的である。 と…

秋の味覚

読者の皆さん! 秋もすっかり深まってきましたね! 秋の味覚と言えば……! ……。 ……。 いや、そんな話は別にどうでもいい。 ただ、こういう場所にこういう形で何かを置く、という試みは似たような発想、構図が沢山あるような気がするのだが……。 オン・ラヴ(紙…

背中の美(in Autumn)

「背中の美」については夏にやり過ぎて、やり尽くした感すらあったのだが、 ・チャックから見える姿の美 ・カパ感の美 という流れを踏まえて、またしても「背中の美」を謳いあげたくなってしまう当図鑑なのであった。 まず最初は、背中が透け透けの開き開き…

カパ感

チャックが開いて体の一部があらわになっている図を並べてみると、派生的に様々なカテゴリーと融合する。 この写真のように背中のチャックが下にある場合、「上に上げてちょうだい」というおねだりの図なのか、それとも「下げたいという欲望」に忠実な図なの…

チャック

以前は、複数の写真に共通のテーマであるとか、カテゴリー分けであるとか、そうした分類上の限界点にいずれは達するのではないかと心配ばかりしていたのだが、近頃はそうでもないような気になってきた。 というのも分類作業をすればするほど、ある領域と別の…

怪人

正義のヒーローにコテンパンのメタクソのズタボロにやっつけられて、部下を全員失って、悪の大幹部から大目玉をくらって、その帰り道……。 しょんぼり。 がっくり。 どこか遠くへ行ってしまいたい。 といった風情の一枚である。 おそらく、レザーの下の頬は涙…

続・カメラ女子

カメラを構えつつも、姿勢がスイッと真っ直ぐになる。 それがカメラ女子の魅力の一つである。 ややひねりつつも、真っ直ぐ。 下半身が不安定でも、真っ直ぐ。 姿勢よし子さんである。 しかし季節的にはやや難ありなので、もう一枚のよし子さんも見てみよう。…

態度わる子

煙草を片手に、探し物の手伝いをしている。そんな昼下がりのわる子さん。これでも、一生懸命探しているつもりなのである。一応、灰が落ちないように気をつけているつもりなのである。 ところで以前は、「コンタクトレンズを床に落としてしまって、皆で探す」…

芸術わる子

よし江「わる子、何やってんの!美術の先生に見つかったら怒られるよ!」 わる子「あら、よし江じゃない。あたしもう、そういう小さいことに拘ってないから」 よし江「何か製作しちゃってるし!」 わる子「あたしって、世間とか常識?そういうの越えたとこで…

根性わる子

ちょっとお願いっつうかさ~。頼みがあんだけどさ~。なんか悪ィね~。絶対すぐ返すからさ~。うん、ホント、バイト代が出るし。 ……。 ……。 ……えっ!いいの?マジで? 皆さんご存知の通り、こういう場合、わる子さんにお金を貸すのは絶対にダメである。絶対…

寝相わる子

ちょっと、わる子!朝だから起きなさいって! もう!さっきから!何回言わせるの!この子は!幾つになっても、だらしないんだから! 「明日、寝坊するから早めに寝なさいよ」って! あれだけ言ったのに! 今朝はもう、先生が迎えに来てくださってんでしょ!…

お行儀わる子

「読書の秋だから、たまには本でも読むか」 という考えで、書棚に手を伸ばす人が増える季節である。 普通は手を伸ばすところだが、お行儀わる子さんの場合は足で本を選んで、つまみ取ろうとでもいう魂胆らしい。 足で本を触ったり、踏んだり蹴ったりつまんだ…

フーッ

フーッと息を吹きかける構図で、かつ顔が隠れている写真を見てみよう。 彼女たちは何を吹いているのであろうか? A:粉状の何か B:キラキラした何か C:粉状でキラキラした何か たまには失敗してしまうこともあるようだ。 吹いた何かが煙のようになって…

三つの髑髏

「自分の書いているブログのキャッチコピーや、ポスターの案を考えてみる」という課題は、物を考える訓練としては面白いかも知れない。 このブログの場合は「顔のない美女図鑑」というタイトルがキャッチコピーと内容説明と自己紹介を同時に兼ねているので、…

JSA

第三期は、平日(月~金)の更新を原則として、およそ八週間から十週間ほど続けてみたい。 ただし、切りのいい所で区切りたいと考える場合もあるだろうし、はてなブログの無茶な「お題」に応じてあれこれ考える楽しみも捨てがたいので、土曜日も例外的に更新…

青空

今回で更新が160回となった。予定通り、第二期はここで終了ということで、一ヶ月ほどこのブログはお休みとなる。 10月以降はどういうペースになるか今のところ未定だが、漠然と10月~年明けくらいまでやりたいとは思っている。 書いておかないと忘れてしまう…

背中の美(inサマー) 5位~1位

まずは、第5位! 誰かを見送っている、その名残惜しい感じ……。 その姿はそのまま、 「夏の終り」 の物悲しさにも通じている! 前回までの写真に比べて、ドラマ性がグンと増しているぞ! 蝉の声が聞こえてくる度:780% 肩ひもズレ技ボーナス点:+260000点 …

背中の美(inサマー) 10位~6位

まずは第10位! いかにも「日常生活の一風景」といった普段着感覚の一枚だ! しかも背骨が凸凹しておらず、スーッと、あくまでも、 「普通です」 という、背中の美しさが控えめな点がいい! 普段着度:100点 自然さ:96点 さあ、 続いて第9位! 水面をじっ…

背中の美(inサマー) ベストテン圏外

このブログは「一回の記事に一枚の写真」という原則に沿ってこれまで続けてきた。 しかし、このところ画像使用量がほぼ上限なしという状態に突入した(プロにした)嬉しさから、枚数は多めで文章も長めになってしまっている。 「お前の原則は、一体どこに行…

夏期講習

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2014夏」 先生「では、皆さんはこのブログのカテゴリーでいうとどれが好みですか?」 太郎「はい!水着です!」次郎「僕はお尻です!」 先生「はい、ダメー!そういった普通すぎ感覚の人は、とても『顔のな…

仮面

このブログは「顔のない」写真を扱っているのだが、これまで「仮面」というテーマには、ほとんどノータッチであった。 「盗賊」の回で気づきそうなものだが、あの回は「コスプレ」で「覆面」なので、かえって「仮面」は盲点になっていたようだ。 盗賊 - 顔の…

単一同系色集

写真に限らず、世の中にはどういう意図で作られたのか分からない作品が数多くある。あるだけでなく、絶えず鑑賞する側に「意図や意味を読め」という図々しいメッセージを送りつけてくる。われわれは常に「分からなかったらどうしよう」と怯えながら暮らして…

浮遊感

昔の忍者物のドラマや映画においては、忍術を表現するのにフィルムの逆回しや上下反転といったテクニックがよく使われていた。その手の場面には妙な違和感があって、子供の目で見ていてもすぐにそれと気づくことが多かったように思う。写真もそれと同じで、…

双子写真のまとめ

以前「帽子」という回を書いたことがあって、今回はその写真とよく似た構図と状況だが、体の向きはうつ伏せから仰向けで真逆になっている。 顔のない美女図鑑 帽子で顔を隠し、その他の隠すべき部分もさりげなく隠れているという、隠し界の上級師範あらわる…

波濤

自分「いかにも“夏”といった雰囲気の写真は、今のうちに採り上げておかないと一年後までお預けになってしまうよね」 自身「ちょっと待ってくれよ!」 自分「何だよ急に?」 自身「そういう当たり前の発想に縛られてるから、お前はダメなんだよ!」 自分「当…